こんにちは、hakairyuousinn です(Xアカウント)。

Claude CodeとCodexは、どちらもコードを読んで、書いて、動かして確かめてくれるAIです。いちばんの違いは作っている会社で、Claude CodeはAnthropic、CodexはOpenAI。中で動くモデルも別物です。

自分はゲームを作るときに両方使っています。Claudeが指示と確認、Codexが実装と修正、という分け方です。Claudeの使える量を節約したくて、こうなりました。どっちが賢いかは比べていないので、性能の話はできません…

比べる所Claude CodeCodex
作っている会社AnthropicOpenAI
決まりを書くファイルCLAUDE.mdAGENTS.md
動く場所(2026年11月5日の公式ページ)ターミナル、エディタ、デスクトップアプリ、Webターミナル、エディタ、ChatGPTのアプリとWeb、クラウド
自分が頼むこと指示書を書く、画面を見て確かめる、動画の語りを書く調査、下書き、実装、修正

狐のゲームを作ったときの併用の流れ

狐とうそをつき合うサイコロのゲーム「Kitsune Den」のときの話です。

10月27日に、Claudeが指示書を書きました。ファイルごとの役割から、どの場面でどの狐の声を鳴らすかまで、けっこう細かいです。

これをCodexに渡して実装してもらったら、終わり際に「モデルが混雑中」で止まりました。ただ、コードもビルドも自前のテストも終わっていたので、そのまま先へ進めました。

できたものをClaudeに確かめてもらいます。タイトルから結果の画面まで最後まで通して、エラーは1つも出ません。

ところが撮った画面を見ると、おかしな所がいくつもありました。狐の尻尾の印が顔に重なっている。自分が宣言したあとも「あなたの番」のまま。狐の吹き出しは「2 × 6」の文字だけで、サイコロの目だと分かりにくい。

Kitsune Den の対局画面の比較。上の直す前は尻尾の印が狐の顔に重なり、吹き出しは文字だけ。下の直したあとは尻尾の印が名前の札の中にあり、吹き出しにサイコロの絵が入っている
上が直す前、下が直したあと。尻尾の印は名前の札の中へ移りました

Codexに渡した修正の指示

直すところは全部で6つ。修正の指示書にしてCodexに渡しました。尻尾の印のところは、実物だとこうです。

横画面で、狐の尻尾の印が狐の顔に重なる(中略)横画面では名前札を幅 0.24w に広げ、札の中で名前を左寄り、尻尾の印 3 つを右寄りに並べる。縦画面は今のまま

終わりの条件: npm run build が通る。(中略)撮った画面で上の 6 点が直っている。最後に「変えたファイルと要点」を短く報告する。

終わりの条件と短い報告は、毎回書くようにしています。報告が長いと、Claudeが読むだけで量を使ってしまうので。

返ってきた報告だと、スマホの縦とパソコンの横など3種類の画面を日本語と英語で試して、全部通ったそうです。Claudeはこの報告と変わった所を中心に見ます。全部読み直したら節約になりません…

エラーが出ないのに見た目がおかしい。これはテストの結果だけ見ていたら素通りしていました。AIにゲームを遊ばせて確かめる話は「AIに自作ゲームを初見プレイさせたら、1回目は飢え死にでした」にも書いています。

Codexに任せるのをやめたこと

動画の台本です。Codexに書いてもらったら、日本語が翻訳調で不自然でした(10月24日)。それ以来、語りの文章はClaudeが書いて、Codexには研究の裏取りや字数の集計を頼んでいます。困ったのはこの台本のときで、ほかの文章で比べたわけではありません。

Codexが権限で止まることもあります。作業フォルダの外へファイルを動かす、とか。そのときは丸ごとClaudeに回さず、止められた部分だけClaudeがやります。

両方に同じ決まりを読ませる方法

Claude CodeはCLAUDE.md、CodexはAGENTS.mdを読みます。同じことを2か所に書くと、いつかずれます。しかもClaude Codeは、CLAUDE.mdがあると標準ではAGENTS.mdを読みません(公式の説明)。

このサイトのフォルダでは、AGENTS.mdだけに書いて、CLAUDE.mdはそこへのシンボリックリンク(別名のようなもの)にしました。Windowsだと、作るのに開発者モードか管理者の権限が要ります。リンクが面倒なら、CLAUDE.mdに @AGENTS.md と書くやり方も公式に載っています。

▶ Kitsune Den を遊ぶ(ルールとコツはこちら)